【膝痛改善に向けた一手!】膝用サポーターの効果的な使い方と注意点を現役整体師が解説

健康
お悩みの方
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膝痛いのでサポーターをつけていますが、腰と同様に筋肉が落ちるって聞いたんですが本当ですか?

サポーターも色々あって、何が自分にあっているかわかりません。

膝用サポーターについてもっと知りたいです

整体師:片山
整体師:片山

今回は、このような質問に、お答えしていきます!

1,膝痛について

膝痛の普遍的な問題

一括りに「膝の痛み」と言っても、様々な原因・要因があるのを知っていますか??🤔
腰痛のときと同様に、少しずつ順番に解説していきます🫡

  1. 筋肉が痛い場合(太ももやふくらはぎの筋肉が膝関節周辺についています)
    ・鵞足炎
     →縫工筋,薄筋,半腱様筋の3つ筋肉がついている所の炎症
    ・大腿四頭筋,ハムストリングスの炎症
     →スポーツ等で、太ももの筋肉に繰り返し負荷がかかってしまい痛める状況
  2. 靱帯や軟部組織が痛い場合
    ・オスグッド・シュラッター病
     →成長期の子供でスポーツのし過ぎによる、脛骨粗面の炎症
    ・ジャンパー膝
     →スポーツのし過ぎによる、膝蓋靱帯の炎症
    ・腸脛靱帯症候群(ランナーズニー)
     →スポーツのし過ぎによる、大腿骨外側上顆と腸脛靱帯の炎症
    ・半月板損傷
     →コンタクトスポーツ(アメフト等)で、膝関節の回旋+屈曲の力が加わり、膝関節の間に半月板を損傷すること
    ・前後十字靱帯、外側内側靭帯損傷(膝関節捻挫)
     →スポーツや、日常生活で転倒をした際などに、膝の関節に負荷がかかってしまい損傷
  3. 骨折などの、骨が痛い場合
    ・離断性骨軟骨炎
    ・膝蓋骨脱臼

    ・分裂膝蓋骨
    →などなど、骨自体を痛めてしまっている場合もあります
  4. 関節に問題がある場合
    ・変形性膝関節症
     →高齢、女性、肥満体型、運動不足、筋力不足の方に多く当てはまる疾患です
      50歳以上の方に多い症例ですね。
      これが膝の痛みで一番多い疾患だと考えられます⚡️

ざっと、簡単に分類したとて、これぐらいの原因が数多くあります😅

その中でも、「変形性膝関節症」に関しては、「どこの筋肉が悪い」「ここの筋肉が使えていない」「ここの筋肉が弱い」「ここの筋肉が使いすぎている」など、もっともっといろんなことがあるので、様々なことを深く考えていかないといけません😱

まぁそんな施術に関する考え方は脇に置いといて、今回のテーマの結論は、「サポーターは、原因を見極めて使用すれば非常に有効ですが、それと並行して”筋トレ”+”セルフケア”も行うのが重要」ですね🙌

その結論にいたった考え方と、それに伴っていろんなことを考えて、取捨選択していかないといけないので色々説明していきます〜

整体師の視点からのアプローチの重要性

腰痛対策のコルセットのときにご説明させて頂きましたが、なぜ、私の立場からの説明や解説が重要なのかというと、カラダのことに関するプロだからです🫡

毎日膝の痛みで悩んでいる方への施術をさせて頂いている中で、様々な原因の方がいるのでそういった経験と知識をもとに、本当に役立つ知識や、意外に知らないことなどを簡単に説明してきます👍

さっきのお話でもさせて頂きましたが、まずは痛みの原因と今の現状を正しく把握することが非常に重要です🚨

例えば「変形性膝関節症」で痛みが出ているのに、「半月板損傷」用のサポーターをしていても全く意味がありませんし、逆に変形が進行してしまい痛みが増えてしまうケースも多くあります。
ですので、一般の方だけでどんなサポーターが良いかを判断するのは非常に困難だと考えます🚨

なので、まずは信頼できる医療機関(整形外科、経験豊富は接骨院・整体院)で診断を受けることをおすすめします

そのうえで、自分の身体の状態を正しく理解し、その後自分でサポーターを購入するもよし、医療機関で提案されたサポーターを購入するのもよいと私は考えますよ🫡

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2,膝用サポーターの基本知識

膝用の種類と特徴

膝用サポーターの種類は、本当に色々ありますが、大きく分けると「医療用」「市販」の2種類に分けられます

  1. 医療用
    その名の通り、病院で処方されるものですね
    主な使用目的は、「半月板損傷」「靱帯損傷」などの、怪我をした際に膝関節を固定をするた目的のものが多いですね
  2. 市販
    これが腰のときと同様にやっかいです笑😅
    ほんとうに、各メーカー色々なものを作っているので一概のどんなのが良いとはなかなか言いにくいですね😵

整体師が選ぶ理想的な膝用サポーターのポイント

  1. 痛みの強さで選ぶ
  2. 適切なサイズを選択
  3. 使うシーンで選ぶ
  4. 素材を選択

腰用コルセットと同様に、今の自分にあった物を正しく見極めないと、逆症状がひどくなったり長期化する場合もあるので注意ですね

  1. 痛みの強さで選ぶ
    怪我系(半月板・靱帯損傷)などで痛みが強い場合は、固定力が強い」左右にステー(固定力をあげるもの)が入っているの物を選択すると良いでしょう

    変形性膝関節症が慢性期で、歩いたり曲げたりするのも痛い方は、動そこまで固定力が強くなく程よい強さのものが良いですね🙆
    固定力が強すぎるものは、安定性が増しますが、サポーターに頼りすぎてしまうので、筋力が低下して変形が進行するおそれがあるので注意です⚠️
  2. 適切なサイズを選択
    足の太さや、膝の大きさはひとそれぞれです
    サイズが、あっていないとサポーターがずれてきたり、そもそもきつすぎてはめることができなくなってしまいますので意味がありません❌
    自分の膝のサイズを測って、商品に書いてあるサイズを参考にしましょう
    可能であれば、一度試着したほうが良いですね🙆
    膝のお皿を1周だったり、お皿の上下、お皿上下よりも更に上下の場所を測ると良いです
  3. 使うシーンで選ぶ
    ずっと座っているのか、立ちっぱなしなのか、歩くことが多いのか色々あると思います。もちろん「固定をする」のが目的なので、動きにくさは出てきますが、ある程度動きたいというひとは、固定力が強すぎないほうが、よいかもしれないですね
  4. 素材を選択
    様々な種類の素材がありますが、耐久性や固定力に差がでるのと、お手入れのしやすさなどを考えて選ぶとよいですね👍
    特に腰用コルセットと最大限に違うのが、「素肌に直接つける」という点です。
    かぶれやすい人は、素材まで確認しましょう

整体師がおすすめする膝用サポーター

(PR)変形性膝関節症などの強い痛みの場合は、太ももの筋肉をサポートしてくれるサポーターがおすすめ🙌
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(PR)慢性膝の場合だと、ソフトタイプのサポーターがおすすめ🙌

うちの整体院でも、岡山のメーカーさんでもある、ここの「ダイヤ工業」さんの膝用サポーターを主に取り扱っており、患者さんからも好評のサポーターです👍

3,膝用サポーターの正しいサイズとフィッティング

正確なサイズ選びの重要性

ご自身の、膝にあったサイズを選ばないとどうなるでしょうか??

実際に膝にサポーターを付けたことがある人は、イメージが湧くと思いますが、自分に合っていない小さいサイズのサポーターをつけようとすると「そもそもつけれません」😅

マジックテープタイプのものですと、小さいものだとそもそも届かないです❌
足元から履いてくるタイプのサポーターだと、無理やり履けたとしてもきつすぎて血流が悪くなってしまったり、逆悪化してしまう場合もあるので、無理につけることはおすすめしません🚨

そして逆に、大きすぎるものを使用すると、「ブカブカになり膝から浮いてしまい固定されません」
サポーターの使用目的は、「固定」「サポート」なのでブカブカなものを頑張ってつけても全く意味がなく、かえって邪魔になってしまいます😵

ですので、「大きすぎず」「小さすぎず」又、ご自身の体型にあった商品を装着するのがよいですね👍

フィッティングにおける整体師のアドバイス

整体師からの目線でのアドバイスは、腰用コルセットのときと同様に、「サポーターを装着したときに、膝痛みが軽減するかどうか」をとても重要視しています🤔

足にサイズも合っている、用途も合っている、なのに装着しても「膝の痛みが軽減しない・変化しない」場合は、サポーター自体が合っていない場合があります❌

そういったときは、少し形が違うなどの商品を装着してみるとよいですね💪

「病院で処方されたから」
「友人は、つけると楽になったと言っていたから買ってみる」

といった他人基準の安易な考えで購入すると、案外効果がなく無駄な買い物になるケースが多いですね😱

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4,膝用サポーターの効果的な使い方

日常生活での活用法

  1. 仕事や家事の時だけつける
  2. 得に負担がかかるときだけつける(歩く時、長時間立っている時)
  3. 痛みはないが、不安なときは装着はしないが、念のため持っていく

結論、腰のときと同様に「付けるシーンを限定する」ですね🙌

なぜかというと、後述しますが長時間・長期間の膝サポーターの着用は「筋力の低下を招いて、膝痛や膝の変形を、更に悪化する可能性がある」からです。

ですので、膝用サポーターを付けるシーンを「限定」すれば、筋力の低下のリスクも減らすことができるし、膝痛のリスクも減らすことができると、私は考えているので来院されるお客様たちにも、このようにご指導させて頂いてますよ🫡

整体師がおすすめする運動中の利用方法

基本的には、運動中に膝用サポーターをするのは、「固定力が適度な物を使用すれば問題ない」

むしろ、「半月板損傷」や「膝関節捻挫」「オスグッド・シュラッター病」の方などは、サポーターをして運動したほうが、痛みの軽減になりますので、おすすめです🫡
そのために、自分のカラダの状態を正しく理解しましょう🙌

5,膝用サポーターの注意点とリスク回避

長時間・長期間の着用に対するリスク

先程も軽く説明しましたが、長時間の着用は「筋力の低下を招いて、膝痛や膝の変形を、更に悪化する可能性がある」

ということをしっかりと伝えたいですね💥
こないだ来られたお客様の中に、

👵🏻「膝が痛いから寝ているときも含めて、ガチガチに固定力の強い膝用サポーターをつけている」

と言っている方がおられたので、すぐに全力で外すように指導しました😅

整体師による安全な使用のためのアドバイス

本来は、膝用サポーターは膝が痛いときや、怪我の予防の為にするものになります
痛くないときで、膝に負担がかからないときは、外してほしいと私は考えます😅

一部例外があるとすると、寒い冬の時に、固定力はないが保温性能のみ高いサポーターをするのは良いと思いますが🥶

そして、膝痛にならないぐらいお尻の筋肉、太もも周辺の筋肉などのカラダの筋肉を鍛えていれば、膝サポーターは不要なはずなんです😵‍💫

それでも、筋肉が弱って膝痛になったのに、膝用サピを常時つけていたら、もっと太もも周辺などの筋肉が弱くなってしまいますよね??そうなるとどうなると思いますか??

そうです。サポーターなしでは、膝を支えられなくなってしまうので、膝の常用はさけて、「筋トレ」「運動」「ストレッチ」「セルフマッサージ」を行いましょう💪

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6,膝用サポーターと他の膝痛対策の併用

整体師が提案する他の膝痛対策との組み合わせ

  1. 毎日のストレッチ
  2. セルフマッサージ
  3. 筋トレ
  4. 有酸素運動

これが必要です

どこまでいっても、筋肉は緩めないといけないし、鍛えていかないといけません😵‍💫

継続的なケアの重要性

先程もお話させて頂きましたが、「定期的なメンテナンス施術は、非常に重要」と私は考えています💪

それが最低限「毎日のストレッチ」「セルフマッサージ」と自分でできることを継続し、さらにひどくならないように、コンディションを上げていくためには、定期的に整体を受けるとこをおすすめしますよ🙌

定期的なメンテナンス整体を受けると、めちゃくちゃ調子よくなりますので、仕事や家事の生産性が向上します😆

痛みが出ててからや、痛くなってから来るのでは遅いので、酷くなる前に整体を受けるのをおすすめします🫡

まとめ

いかがだったでしょうか??
腰痛コルセットのと時と同様に、同じような解説が多かったですが膝痛対策のサポーターは、便利なんですが正しい物を付けないと、全く効果もなく逆に酷くなる場合もあるので、注意ですね!🙆

ここまで読んでくださりありがとうございました!
次回もまたよろしくお願いします。

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